アメリカンクォーターホース
American Quarter Horse

品種 | アメリカンクォーターホース (American Quarter Horse) |
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原産国/地域 | 北米 |
毛色 | 栗毛, 鹿毛, 青毛, 青鹿毛, 河原毛, 薄墨毛,薄墨栗毛, 芦毛, グルロ, パルミロ(月毛), 青粕毛, 鹿粕毛, 栗粕毛, 佐目毛 |
体高 | 142 cm ~163 cm (14 – 16 hh) |
用途 | 乗馬・ウェスタン馬術・ロデオ・レース(競馬) |
分類 | 中間種 |
関連品種 | アンダルシアン・サラブレッド・アラブ種・マスタング |
クォーターホース(正式にはアメリカンクオーターホース)は初期のアメリカ植民者が使用したスペイン語原産の馬(アンダルシアン)と、1610年ごろからバージニア州に輸入された英国の馬との間の交配から1660年代に生まれた。当初は“Celebrated American Quarter Running Horses.”と呼ばれていた。
アンダルシアン・サラブレッド・アラブ種・マスタング等の交配で成立したが、現在では父母ともにクォーターホースでなければクォーターホースとは認められない。例外的にサラブレッドとの交配のみに開かれている。
品種は中間種に位置付けられる。クォーターホースとして登録されている頭数は1つの品種としては最大と言われる。
クォーターホースはストックタイプ(家畜を追うための馬:カウポニー)、レース/ハンタータイプ、ホルタータイプの3タイプがある。一般的には体高 150㎝程度、体重400kgとサラブレッドよりもややコンパクトだが、筋肉質でムッチリしている。レース・ハンター競技に用いられるタイプはサラブレッドに近く、もう少し大柄になる。
クォーターマイルレース(1/4マイル競走、約400m)では最速と言われることからこの名前がついた。トップスピードは時速75km程になる。牧場で牛などの家畜を追うのに用いられる用途分類では、品種や体高に関わらず「カウポニー」と呼ばれることがある。
筋繊維を見るとサラブレッドの速筋繊維は87%なのに対し、クォーターホーでは94%。筋肉だけでは測れないが、サラブレッドを上回る短距離適正があることが伺える。
敏捷性と耐久性を備えるため、激しい運動にも耐える。
ウエスタン馬術の牛を一頭だけを誘導するカッティング競技では、引き離して以後は馬が自発的に行動するよう訓練される(脚での扶助は認められる)。
ウエスタン競技
Wimpys
Rue Du Ichi Quarter Horse
クォーターホースギャラリー
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