葦毛、白毛、佐目毛【馬の毛色】

おとぎ話の王子さまの乗っている馬は?

こう聞かれたら、真っ白な毛色の白馬が思い浮かぶ人が多いでしょう。白馬は童話やファンタジーといった幻想的な物語の定番とも存在となっています。ファンタジーで出てくるユニコーンも白です。

現実世界でも白馬はパレードの先導をしたり、競馬場での誘導馬としても活躍しています。白い馬体は鞍の黒さとシックな装いに身を包んだ騎乗者との対比で映えるため、強い印象を与えます。

歩いているだけで美しさを醸し出す白馬ですが、生まれつき白い馬は多くはなく、歳を取って白くなった馬がほとんどです。歳をとって白くなる馬は芦毛(あしげ)と呼ばれます。

葦毛の有名な馬にはゴールドシップやオグリキャップがいます。数が少ない生まれつき白い馬は、記憶に新しいところでは中央と地方で活躍した白毛のユキチャンがいます。

 

芦毛・葦毛(あしげ)

Gray

アンダルシア種アンダルシアン 芦毛

芦毛(あしげ)は、生まれた時の毛色は灰色がかっていて、成長するに従って白くなっていきます。毛の色が灰色から白く変わっても若干の黒さは残るため、白馬ほど白くはなりません。肌は黒っぽく、毛の色が白になっても変化しません。

個体数の少ない白毛に比べると芦毛の割合は多く、馬全体では芦毛は10頭に1頭ほどの割合で生まれるため、白馬と言われる馬のほとんどは葦毛が占めています。

一方、サラブレッド単種では芦毛の割合はそれほど多くはなく、3%程度と考えられています。 園田競馬場で30歳まで誘導馬として働いたマコーリーや競馬で活躍したゴールドシップ、オグリキャップが有名です。

馬の毛色青毛馬の毛色

 

白毛(しろげ)

White

白毛(しろげ)は生まれたときから白い体毛をしており、肌はピンク色をしています。目の色は黒、青、茶色。

生まれたての時には体毛の一部に色がついていることがありますが、徐々に白くなっていくことがほとんどです。たてがみや尻尾、まつ毛などの毛は色がついていることがあります。

白毛は芦毛よりも白く、毛の薄い場所はピンクの肌の色が目立つことが特徴です。

馬の毛色青毛馬の毛色

 

佐目毛(さめげ)

double dilutes

佐目毛

佐目毛(さめげ)は体毛と長毛は象牙色~白で、皮膚はピンク色をしています。眼は青色で明るい色合いをしています。色素がないアルビノのようにも見えますが、メラニン色素はあり視力に障害もありません。

白味の強い佐目毛と青い目の白毛の区別は難しいことがあります。あえて表現するなら佐目毛は色素が薄いという印象です。

神馬(しんめ)として神社に奉納される「白い馬」は、佐目毛を指しています。

 

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