乗馬をする男性が少ない理由 男性特有の問題の一考察

 

乗馬クラブの女性比率、高いですよね。

ウエスタンは違うかもしれませんが、ブリティッシュスタイルは明らかに女性が多い。

これは日本に限ったことではなく、イギリスで乗馬をする女性の割合は73%、ドイツ馬術連盟の会員の75%は女性というデータがあります。

グラフ乗馬人口 日本とイギリス・フランス・ドイツ

個人的な経験から、男性乗馬人口が少ない理由の一つには睾丸問題も少なからず影響しているのではなかろうかと愚考する次第でございます。

要点だけを申し上げますと、馬に乗っていると「タマタマ」あるいは「金玉」と呼ばれる男性特有の部位を打つことがあるのです。

一般に急所と言われる非常にデリケートな部分でございます。

この急所、バランスを崩して打ち付けるようになることもあれば、挟んだ状態になることもある。

痛みの強さや感じ方は人それぞれあれど、殿方は多かれ少なかれ経験されいてることと存じます。

 

女性には共感していただくことのできない、この痛みたるや想像に絶するものでして、眼の前がチカッとなって一瞬息が止まります。

片側を打つとそちらの側に身を折りたくなります。しかし両方のタマタマが同時にグリッとなると、どちらかに折れることもなく、ひたすら頭の中で愚痴が駆け巡ります。

「あれ?俺なんでこんなところにいるの?何してるの?生きるってこんなに辛いの?この痛みなに?こんな敏感な器官がなんで進化の過程で表に残ったままなの?おかしいよね?気をつけると誓ったはずだよね?」

など、とめどもないことが一瞬のうちに頭の中で何度も何度も再生されます。

(感想は個人のものです)

 

男性がこの経験を体験乗馬で味わってしまったら、積極的に乗りたくなくなるだろうと思います。

 

このタマタマ問題、必ずしも「打つ」「潰れる」だけが原因ではなく、大きさや形状によっては、ポジショニング次第で「擦れる」て痛みを引きおこすこともあるようです。


ネットでもさぞ話題になっているのだろうと思っていたのですが、意外とそうでもない。

こちらの記事では、正反動(正反撞:せいはんどう)の時の痛さについて触れられています。

正反動というのは速歩の乗り方で、速歩でも立ったり座ったりせず、座りっぱなしの騎乗法です。

速歩は馬車を引く馬の走り方で、乗っていると上下の振動があります(振動が少ない速歩もある)。立ったり座ったりでこの振動を軽減する乗り方もある(軽速歩)のですが、正反動では腰を落としたままにします。

振動に合わせてトントントンと跳ねるため、その時にタマタマが下に敷かれてしまうようです。

これはタマタマの位置をボクサーパンツで調整して、慣れれば(タマタマの位置には重みがかからないし跳ねないため)解決しそうな気がします。

裸馬(鞍なし)のポニーに乗ると痛くない乗り方が分かりやすい気も(慣れるまでは落ちるけど。〔教えた経験がないので、一意見として〕

 

https://www.youtube.com/watch?v=0A_ivMQ1Cz4

裸馬については「受け売り乗馬教室」さんが詳しく書かれています。

参考 裸馬受け売り乗馬教室

こちらは海外ですが、子供のキンタマ問題を扱っています。

Horse riding: Not where the boys are, but why? – Horsetalk.co.nz

成人男性からは少々外れますが、乗馬をする「男の子」が少ない理由を推察する記事で、意外と重要な視点かもしれません。

この記事によると、タマタマを持ち上げる「精巣挙筋」なるものが思春期になるまで完全には機能しない。そのため持ち上げる力がなく、タマタマが下がったままで巻き込まれてしまう。こういった機能的な観点で解説しています。

この手の話は母親やインストラクターには話しにくく、解決の目を見ないまま他のスポーツに目が行くのだろう。その結果、乗馬をする男の子の比率が低いのではないかと推測しています。

このデリケートな問題については、男の子に乗馬をさせたいと考えているお母さんはちょっと気にかけておくといいかもしれません。


タマタマ巻き込み対策としてはボクサーパンツをはくのが一般的で、とくにアンダーアーマーの下着を押す声も散見されます。

擦れ予防にせよ打つのを防ぐにせよ、ボクサーパンツで持ち上げて固定すればいいということです。ポジショニングをしてからキュロットをはくことで、ある程度トラブルは抑えられます。

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