国内で生まれたサラブレッドの血統登録率、中央競馬と地方競馬への競走馬登録数の推移の表です。
生まれ年ごとの登録率なので、若い世代ほど登録率は低い傾向になります。数字的に、最初に登録されたところがカウントされています。中央競馬に最初に登録されて、後に地方競馬に移行したケースは、NARへの登録数には含まれないということ。
競馬事業者への登録時期には幅があるため、年齢が上がるほど登録される馬の割合は増えます。この表は減少傾向にあった時期の統計で、とくに地方競馬は廃止も相次いだ時期を含んでいるため変動が大きくなっています。ここ数年は持ち直しているので、結果が数字として現れる頃にはまた違った流れに見えるかもしれません。
血統登録には期限がありますが事情により遅くなることもあるため、当歳では若干低い数字になります。さらにサラブレッドとして血統登録されないケースもあります(競走馬としてやっていけそうにないとか種付け料を払わないとか)。
地方競馬には毎年5千頭ほどの登録があります(ばんえい競馬含む)。中央競馬から地方競馬へは2015年には3千頭以上が移動しています。
生産年 | 前年 種付頭数 | 受胎 | 生産 | 血統登録 | 競走馬登録 | |||||||
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頭数 | 受胎率 | 頭数 | 生産率 | 頭数 | 登録率 | 合計 | JRA | NAR | 対生産登録率 | 対血統登録率 |
農水省馬関係資料より
対生産頭数は筆者が追加
対生産頭数は筆者が追加