JRA馬券種類ごとの売上の割合推移。
馬券の正式名称は「勝馬投票券」、馬券の種類は「投票法」。オッズは投票法ごとに算出され、10円未満の端数は切り捨て。
1991年に1枠1頭制による馬連(普通馬番号二連勝複式)が導入されてからしばらくは投票法は増えなかったが、2000年前後から高配当の投票法が増え始めた(JRAの馬券の種類について詳しくはこちら)。
- 1999年 拡大馬番号二連勝複式(ワイド)
- 2002年 馬単(馬番号二連勝単式)、3連複(馬番号三連勝複式)
- 2004年 3連単(馬番号三連勝単式)当初は後半4レース限定の発売だったが、2008年7月より全レースで販売
- 2011年 WIN5(5重勝単勝式勝馬投票法)
最新年の馬券売上割合
2017年では、三連単と三連複で売上の過半数を占めている。3連単 > 3連複 > 馬連 > 複勝 > ワイド > 馬単 > 単勝 > 枠連の順。
平成元年からの馬券の種類の売上割合推移
1999年にワイドが登場すると、それまで大きな割合を占めていた枠連の割合が減る。馬単と3連複が2002年に登場すると、馬連の売上はさらに下がり、ワイド売上も縮小。2004年に3連単が登場すると、またたく間に最大シェアになっている。
いつの時代も配当の高くなるものの売上が伸びるのが分かる(除くWin5)。
例外的に複勝と単勝の売上がここ数年で伸びており、複勝はワイドよりも売上が大きい。
元データ
JRA事業報告書より作成