2020年版JRA の重賞一覧、賞金ランキング。一行目をクリックで並べ替え可。
JRA の賞金は1着賞金を基準に、2着は1着の40%、3着は25%、4着15%、5着10%と定められています(切り上げ、切り下げあり)。5着までが本賞(いわゆる賞金)となります。
賞金総額は5着までの賞金額から計算しています。6着以下に給付される出走奨励金は含みません。リステッド競走の日付は下半期(夏競馬以降)は2019年のもの。
JRAの賞金は消費税込みの金額となっています。消費税が賞金に含まれているため、受け取った馬主、騎手、調教師、厩務員が消費税を納める形になります。
賞金総額は5着までの合算で計算しています。6着以降の出走奨励金は含みません。
1.ジャパンカップ
1981年に創設された国際招待競走にして、日本で初の国際G1レース。
JRAの指定する海外のレースの勝利馬がジャパンカップで3着以内に入った際の報奨金が設定されている。2019年のジャパンカップで海外馬が一頭も出場しなかったため、2020年に増額されている。1着で300万米ドル、2着120万米ドル3着75万米ドル、それ以下で25万米ドル。
1着賞金3億円は有馬記念とともに国内レース最高額。しかし近年では海外の一部のレースの賞金が高額化したことと開催時期の問題。さらに検疫体制の問題が指摘されており、抜本的な解決策が必要となっている。
1.有馬記念
一年の締めくくりを飾るグランプリ。もっとも馬券の売れるレースであり、世間の耳目を集める大レース。
一着賞金3億円は、ジャパンカップと共にJRAの全競走での最高額。
3.東京優駿(日本ダービー)
イギリスの「ダービーステークス」を参考に1932年 (昭和7年)に創設された3歳限定(創設当時は数えだったため4歳)の由緒ある競走。
創作逸話である、チャーチル英国首相の「ダービー馬のオーナーになるのは一国の首相になるよりも難しい」というセリフが流布したのも、ダービーのステータスゆえのこと。何度も日本ダービーをとっている馬主がいるけれど…。
日本ダービー・皐月賞・菊花賞・桜花賞・優駿牝馬(オークス)の3歳馬クラシックレースはすべてイギリスのレースを範としている。クラシック競走という呼び方もイギリスにならったもの。
4.宝塚記念
年の前半の締めくくりとなる宝塚記念。大阪杯・天皇賞(春)・宝塚記念の春古馬三冠の一つで、内国産馬2億円、外国産馬1億円の報奨金が設定されている。
しかし西の有馬記念を目指して創設されたものの、賞金額は有馬の半分。馬券売り上げも半分。
梅雨時で気温・湿度も上昇する開催時期の問題もあるため、番組編成やファンサービスでどうにかなるかは微妙なところ。
4.天皇賞(秋)
4.天皇賞(春)
7.大阪杯
8.マイルチャンピオンシップほか
上の表はマイルチャンピオンシップのものだが、短距離・マイルのG1レースが同額となっている。
4レースが2019年より増額され、菊花賞よりも上になった。
- マイルチャンピオンシップ
- スプリンターズステークス
- 安田記念
- 高松宮記念