地方競馬のレースはすべて無料でインターネットライブ配信されています。「地方競馬ライブ」のほか、楽天競馬やSPAT4などのネット投票サイトでも視聴可能になっています。
パソコンやスマホさえあればどこでも観られるのはいいのですが、パソコン用モニターでも画面サイズは限られていて迫力は今一つ。有料の中央競馬ライブ配信”グリーンチャンネルweb”でも同じで、モニターのサイズという制約がついて回ります。
そんなときはテレビで見ればOK。インターネット用のブラウザ機能がついたテレビであったり、PS4などのゲーム機などをつないでいれば、ブラウザに表示させてテレビの大画面で競馬中継を視聴することができます。
しかしゲーム機やテレビにブラウザがない場合はどうするか。テレビでネット動画をみる方法としては四通りあります。
- ネット機能付きテレビに買いかえる
- ゲーム機を買ってきてつなぐ
- スマホ・パソコンをテレビの外部入力HDMIに接続して画面を表示させる
- スマホ・パソコンの画面をWIFIでテレビに映す(Chrome CastやFireTVでミラーリング)
どれがいいか。
値段を抑えてスマホ・パソコンの画面をテレビに映すなら、Chrome CastやFireTVなどのセットトップボックス(STB:テレビの外部入力に取り付ける機械)を買ってWIFIでミラーリングするのがおすすめです。5000円ちょっとのセットトップボックスを買えば、スマホで表示している画面をそのままテレビに表示させることができるようになります。
他の方法としていちばん手っ取り早いのは、パソコンやスマホをテレビの外部入力のHDMI端子ににつないで、レース動画を再生しているブラウザをテレビに表示させる方法です。
普段使わないパソコンやスマホがあって、テレビのそばに放置できるなら手軽です。難点は操作するためにいちいちテレビに寄らないといけなくて面倒なこと。
次にブラウザが使えるゲーム機、あるいはネットが観られるテレビを買うこと。手軽といえば手軽なので、買い替えのついでとかゲームをしたいならおすすめです。ただ、ネット動画を観るためだけに買うのは少々もったいない。
上述したようにウェブサイトで配信されている競馬ライブ動画をテレビに表示させる方法はいくつかありますが、いろいろ考えるとSTBを買ってWIFIでスマホ・パソコンの画面をテレビに飛ばす「ミラーリング」をするのがリーズナブルで使い勝手がいいと思います。
やり方自体は簡単ですが、ミラーリングの場合は使っているスマホ・パソコンによって制約があるので、大雑把におすすめの組み合わせを紹介します。
目次
パソコン・スマホの画面をワイヤレスで飛ばす(ミラーリング)
ミラーリングを使えば、パソコン、スマホの画面をテレビにWIFIで飛ばすことができます。AndroidでもiOSでも同じような機能があるのです。が、規格が異なるため、STBとスマホの組み合わせによっては有料のアプリが必要になります。有料といっても数百円なので、何を買ってもいいと言えばいいです。
そういう面倒なしでそのまま使うなら、ということでおすすめの組み合わせはこんなんです。
- Android、Windowsのみ⇒Fire TV Stick、Chromecast
- iOS(iPhone、iPad)、Mac OSのみ⇒Apple TV
- 全部⇒どれでも可、有料アプリが必要
セットトップボックスって?
セットトップボックス(STB)は、ネットワークで配信されている動画をテレビに表示させるための機械です。地上波やBSのチューナーみたいなものです。ネット配信サービスで提供される動画を再生させる機能が組み込まれているため、手軽に映画やドラマを楽しめます。STBの機能や大きさは様々ですが、ミラーリングするだけであれば5,000円くらいのもので十分です。
STBはテレビの外部端子にHDMIでつないで、家庭のWIFIに接続すれば使えるようになります。
ミラーリングって?
ミラーリングはパソコンやスマホの画面をそのままテレビに表示させることです。WIFIでSTBに画面を送って、STBからテレビに表示させるという仕組み。平たく言えば、ケーブルを使わず画面を送るという機能です。
ミラーリングはアップル系とそれ以外で規格が異なるため、STBにも制約があります。ネット配信の動画を観るだけならAndroidでもiOSでも構わないのですが、モニターで表示している内容をテレビに送るミラーリングを利用するにはアプリが必要になります。
どのOSを使っていてもできることは変わらないので、純粋に規格の問題だけです。
Chromecast
AndroidやWindowsパソコンを使っているなら GoogleのChromecastがおすすめ。5,000円くらいと価格も手ごろです。
Chromecastはスマホから操作することが前提の仕組みなので、その点だけはご注意を。スマホやパソコンで指定した動作をSTBに肩代わりさせる、みたいなイメージです。
iPhone、iPadから利用するにはアプリが必要です。
参考になるページ:iPhoneの画面をテレビに映す方法(ミラーリング)を解説
Apple TV
Apple TVは他のふたつよりも値段は張りますが、Apple製品と言うことで製品そのものの評判はいいです。
Windows、Androidともにミラーリングをするにはアプリが必要です。アプリがあればミラーリングできるのですが、Android用のものは評判悪いです。
Apple以外の製品でミラーリングを利用するには、やや面倒という印象です。
FireTV Stick
Apple 製品とWindows、Androidが混在しているのならAmazonのFireTV Stickが手軽と思います。5000円程度と手ごろな上に違ってリモコンもあるので便利といえば便利。2,000円程度の上乗せで4K対応のものが手に入ります。
製品そのものはおすすめなのです。が、古い型でのミラーリングでは同期がうまく行かないのか音ズレが生じたので、その点だけが気がかり。新しいのはまた違うかもしれないので、買ったらまた試します。
iOS(iPhone、iPad)での利用にはFireTV スティックにインストールする有料アプリが必要です。
参考サイト:Fire TV Stick で iPhone・iPad をミラーリングさせてテレビで映す方法
おまけ:パソコンをテレビに直接繋げる
余分なノートパソコンがるなら、HDMIケーブルでテレビの外部入力にに直つなぎします。パソコンには外部モニターを接続するためのHDMI端子があるので、そことテレビをつなぐことで2つ目のモニターとして利用するわけです。ようはデュアルモニターの2つ目をテレビにしてしまえ!という方法。
これは簡単です。
やり方はこの辺みてください。
スマートフォンでもOSが対応していれば、変換ケーブルでHDMIにつなげることで外部入力として表示できます。が、あまり使い勝手がよくないのでここでは割愛します。