新型コロナ対策のおさらい

新型コロナ対策、きちんとしてます?

  • 目・口・鼻を触らない
  • 頻繁に手洗いをする
  • マスクの表面はさわらない
  • 大声を出さない
  • 食事のときは黙って食べる。話をするのは食べ終えてマスクをしてから

予防策に手を抜かなかったとしても罹るときはかかるとはいえ、これだけでも随分ちがうでしょう。「なにごとも習慣化すればできる」という人もいますが、気を抜くと忘れちゃいますけどね。

新型コロナ雑感

家族で高齢者や基礎疾患のある人は窮屈な生活を余儀なくされてしまい、ストレスの多い日々を過ごしている一方、体感でしかないですが、田舎を除けば「やってる感」の人が増えているような気がします。

その一方で、人にはうるさく言うのに、自分は「やってる感だけ」ってケースが多くてうんざり。口うるさい人ほど、自分の知り合いとならマスク無しでOKというマイルールで平然としていたり、顎マスクをしながら他人を責める。マウントを取りたいだけの人があぶり出されて分かりやすくはあります。

そもそも完全に防げるようなものではないし、ほどほどにかかってピークが大きくならなければいいわけで、感染したからってそんな責めるようなもんじゃないと思いますけどね。

新型インフルは特効薬がないにもかかわらず日本での重症化率は低く、クラスターが発生する状況もはっきりしている。年齢によってリスクがまったく異なることも明確になっています。いい年こいて「日本で感染者数が少ないのは民度が高いからじゃないか」とか恥ずかしいことを6月頃に口走っていた副総理もいましたが、感染者数が増え始めてからは口にせず。民度とかいう耳にするだけで恥ずかしくなるワードは、BBCではLevel of Peopleと紹介されていて笑ってしまった。

それはさておき、さまざまな言説が飛び交っています。日本ではすでに抗体を獲得しているといったものから、軽症でも後遺症がヤバいというものまであって、なにが何やらという感じです。少数の例をもちだして煽っているものが多いとも感じています。完全なデマは減りましたが、田舎ではいまだに感染者の家族の行動範囲までが流れているそうです。自分が罹るのは怖くないけど、家族や会社が巻き添えをくうから罹りたくないという人も結構います。

個人的には、ですが。日本ではワクチンのないインフル並ではないかと思っています。重傷者数(人工呼吸器装着数)は極端に増えるわけではないけれど、下がりきりもしない状態です。

とはいえ冬場は重症化するリスクが上がる可能性があるので予防は大事。というわけで、もういちど予防のおさらいです。

新型コロナウイルス予防のおさらい

  • 目・口・鼻を触らない
  • 頻繁に手洗いをする
  • マスクの表面はさわらない
  • 大声を出さない
  • 食事のときは黙って食べる。話をするのは食べ終えてマスクをしてから

マスクの外し方

目を触らない

無意識に顔を触ってしまう

完璧な対策はないけど効果はあり

周囲にどれだけ感染者がいるかによっても変わりますが、これだけやれば罹るときはかかるにしても相当リスクは下がるそうです。

実行されていないのが「目・口・鼻」を触らないこと。そしてマスクの表面には触れないこと。マスクの位置を戻すのに表面を触ってたら元も子もないですよ。

手で「目・鼻・口」を触らないは、京都大学の宮沢孝幸先生がよく言っていることです。手で粘膜を触らなければ接触感染はなくなるわけで、これを徹底するだけで随分ちがうでしょう。

4月ごろ流行った手洗い動画みたいな念入りなことはしなくても、まあだいじょうぶでしょう。むしろめんどくさいこと、手間のかかることをやろうとするとかえって手抜きをしてしまいます。できることからひとつずつが肝要ですね。