スエトシ牧場に繋養されていた日本最長寿サラブレッドの「シャルロット(競走名:アローハマキヨ)」が2019年8月3日、老衰により40歳で死亡したと、スエトシ牧場のTwitterアカウントで報告されました。
日本最高齢馬、40歳のシャルロットが老衰で本日8月3日15時12分に永眠しました。 pic.twitter.com/Li9CwvHWeM
— スエトシ牧場 (@suetoshi2) August 3, 2019
ほんの一週間前、7月27日の毎日新聞に『40歳の元競走馬、今も元気』こんな記事が出たばかりで、元気なんだと思っていた矢先のできごと。
昭和・平成を生き抜いての40歳。生を全うできたのはオーナーと世話を担当してきた人たちがいてこそ。私が言うのはおこがましいですが、お疲れさまでした。
シャルロットの40歳は2019年現在の日本最高齢馬。記録にあるサラブレッドではおそらく世界最長寿(公式な記録が見あたらないサラブレッドならそれ以上もいる)。
40歳は人間の年齢にすると100歳超え(毎日新聞表記。校閲が入っての数字なのでこちらを優先)。このサイトの計算式では110歳。
シャルロットは1979年生まれ。1981年にデビューするも競走馬としての成績はふるわず85年に引退。競走馬引退後、乗用馬となりシャルロットと名前を変える。
2003年より、スエトシ牧場で繋養。2014年8月26日にシンザンの長寿記録を更新したことで注目を浴びる。
2019年8月4日現在、存命している高齢サラブレッドには、
駿ホースクラブの牝馬、ルーキー(競走馬登録名:ラッキーシラギク) 42歳[42歳 240日] 12月03日現在(1982年4月8日生まれ)
棚倉乗馬クラブのせん馬、アレックス(競走馬登録名:ムーンファルコン)40歳[40歳 228日] 12月03日現在(1984年4月20日生まれ)
京都の乗馬クラブに35歳の牡馬がいる。
シャルロット(サラ牡40歳)
1979年5月14日~2019年8月3日15時12分 40歳 82日
サラブレッド:牡
競走馬登録名:アローハマキヨ
繋養先:スエトシ牧場
2018.08.04 スエトシ牧場
シャルロット競走登録名 #アローハマキヨ
1979年生まれの39歳。国内最高齢の馬が長野にいた。
父は #アローエクスプレス。
人間なら140歳を超える規格外の長寿ですが、毎日飼葉を食べきるなど元気だそうです。
サラブレッドの世界最高齢記録は42歳。てっぺんに立つ日を期待。 pic.twitter.com/fLEg1ghHJi— Toru (@tooru_naka) 2018年8月3日
スエトシ牧場