新型コロナウイルス感染症(COVID-
国によっては外出も控えるようにというところもあります。競馬は無観客レースも実施できなくなり、開催中止となっている国もあります。
以下は2020年3月20日現在の世界主要国の競馬中止情報まとめです。
開催中止・延期
イギリス(全開催)
3月18日から4月いっぱい(BBC)
グランドナショナルは中止が決定していたが、小規模な開催での無観客競馬は行われる予定だった。
フランス(全開催)
3月17日~4月15日(仏Glalop、Racing Post)
アメリカ
ケンタッキーダービー(チャーチルダウンズ):5月2日開催予定が9月5日に変更(Paulick Report)
キーンランド競馬場:4月2日~4月24日(Paulick Report)
アケダクト競馬場:3月19日~当面、厩務員が感染(NYRA)
ドバイ(ワールドカップデーは中止22日発表)
ドバイワールドカップデーは無観客開催。UAEはVISAの発給を停止。17日時点ではUAE到着時にVISAが発給される対象国は例外とされていたが、現在では原則入国できず。
すでにドバイ入りしているサウジカップ開催出走組や、早めにドバイに飛んだルメール騎手、厩舎の先乗り要員以外の入国は危ぶまれていた(アーモンドアイにコロナの試練直面 椎本助手ら関係者が出国認められず)。が、現在では競馬関係者は入国できているようだ。
Japanese headed to Dubai World Cup have checked in for their flight in Kansai so looks like we are still on!
関空で日本人がドバイ便にチェックインされた。ドバイワールドカップは大丈夫そう。— Kate Hunter • Marugai Racing • ケイト ハンター• まるがいレーシング (@KeibaKate) March 20, 2020
成田便もチェックインされた。
Japanese checked in at Narita Airport too. World Cup looks like it will happen as planned.— Kate Hunter • Marugai Racing • ケイト ハンター• まるがいレーシング (@KeibaKate) March 20, 2020
20日時点のツイート。
無事にドバイに到着した!コロナ検査も貰った。これからメイダンホテルに泊まってるから馬と同じ競馬場の検疫に入厩した〜 笑笑 日本に戻る時だけ、競馬場から出かける! pic.twitter.com/ovcwhYDYBb
— Kate Hunter • Marugai Racing • ケイト ハンター• まるがいレーシング (@KeibaKate) March 22, 2020
コロナウイルス検査が義務で、2時間ほどかかったというツイート。
ドバイワールドカップデー騎乗予定騎手
クリストファー・ルメール騎手は18日より騎乗のため、早めに発ったため普通に入国。
川田将雅騎手、武豊騎手、ミルコ・デムーロ騎手、福永祐一騎手、横山和生騎手は渡航届を出しているが不明。
無観客開催
アイルランド
無観客レース続行で、アイリッシュグランドナショナルも実施予定。ただし条件付き。
このアイルランドの開催実施には幾つかの条件が付きます。開催場所は1日一箇所。馬主の入場禁止。騎手の減量用サウナ使用禁止。その代わり負担重量の2ポンド増。外国在厩馬出走禁止などです。この実施決断の背景には、競馬施行に関わる人達の支援という意味もあります。
— 吉田直哉/Naoya YOSHIDA (@NaoyaYoshidaUSA) March 18, 2020
オーストラリア
無観客開催。商用旅客機での州間の移動は、競馬当局により禁止。チャーター機での移動があるらしい。
騎手の動向
香港
入国時に14日間の検疫期間設定
モレイラ騎手はドバイワールドカップでの騎乗を辞退。
オーストラリア
出国禁止(日経新聞)
短期免許で来日予定のダミアン・レーン騎手が出国できないかも。レーン騎手は皐月賞でサリオス騎乗予定。
日本
JRAは海外から帰国した競馬関係者に対し、二週間の隔離を要請。早めにドバイ入りしていたクリストファー・ルメール騎手は、帰国後にこの規定にひっかかる。