馬術観戦の際の注意点
馬術競技を観戦する際には馬を驚かさない。この一点には最大限に気を配ってください。
馬は野生では食べられる側です。ささいな違和感に気づいて逃げられるかどうかが生死を分けることになります。危機回避能力として本能的に臆病さが備わっているため、人間にとってどうでもないことでも驚いて暴れたり、逃げ出すことがあります。
街中で活動する警察騎馬隊の馬は喧騒の中でも落ち着いていますが、任務に必要なために長い訓練を積んでいます。街中での活動を前提に訓練された馬は例外だと考えてくださいね。
馬が驚くようなことはしない。この一点に注意を払っていれば、細かい「マナー」はあまり気にしなくて大丈夫です。
馬術競技観戦で気をつけること
- 馬を驚かせたり、身の危険を感じさせるようなことはしない
- 大きな声や音を立てない
- 傘などを突然開いたりしない
- カメラのフラッシュは使わない
- 競技中観戦中は、馬場の柵には手をかけたり乗り出さない
- ビニール袋がバサバサしているだけでも音や動きに驚くことがあるので、はためかないようにする
- 立ち入り禁止エリアには近づかない
分からないことがあれば、周りにいる詳しそうな人や、関係者らしき人に聞いてしまいましょう。