馬が身近ではなくなった現代においても、伝統的な行事や文化的活動に用いられる馬は意外と多い。流鏑馬や神事で大活躍する馬もいます。
それ自体はよいことですが、伝統の名のもとに現代では虐待にあたるような扱いが散見されていました。伝統を重視するか、現代的な価値観に合わせるか。それなりに議論の余地があり、過去からのやり方を不適切だと断罪することは好ましくない。そのため伝統的な行事であれば判断の基準が甘くなることはある。筆者もあまりやかましくしすぎるのは好ましいとは思っていません。
そういう前提であっても許されないレベルの馬の扱いが行われていたことが過去にはあった。
そのうちのひとつが、三重県の神社で行われている上げ馬神事です。動物愛護団体の指摘により是正され、今の形になっていることは知っていましたが、実態は想像以上にひどかった。
デッドリンクが多いので、参考資料はこちらにまとめています。
個人のブログ?
神事という名の狂気と商売(多度大社上げ馬神事1)
写真など2003年
画像のみ
「上げ馬神事」の改善に向けて
新聞記事:2011年7月4日
「上げ馬神事」は動物虐待? 馬虐待容疑で住民書類送検、「神事で興奮させるため」
三重県の県民の声2018
県民の声を受けて(Web公開)
上げ馬神事について
http://www009.upp.so-net.ne.jp/epmrp/CloseUp1-J.html
4枚目の写真がショッキング。
http://www.jspca.or.jp/hp/ageuma.html
動物愛護団体的にはこういう現状らしいです。
引退競走馬が用いられるそうなので競馬板に立ててみますた。
まあ闘牛みたいなもんだと思ってあきらめろや。
どうせ廃れるだろう、こんな祭り。
虐待以外の何者でもないな、、、
>重傷で立てない馬に安楽死処置も鎮痛処置もとらず、
>生きたままクレーンで車で搬出。吊り上げる途中で落下することもあります。
引退→即肉のほうがまだ救われる。
近年の「上げ馬」観光名物となり、「人馬一体で絶壁に挑む」「勇壮な祭」というキャッチフレーズで観客を集めます。
しかしそれを演出するため、「動物愛護管理法」に違反する馬の虐待が本番前から行われます。
*みみず腫れがつくまで棒で殴り、脅かす
馬が逃げられないよう押さえつけ、硬い棒で尻や股をめった打ちにする、典型的な暴力による虐待。
主催者は禁止していますが、監視がなされません。馬の目の前で笹竹をふるい極度の恐怖を与える行為もみられます。
*興奮・刺激性の薬物でドーピングする
1996年、興奮剤注射によるドーピングが発覚、中止の申し合わせがされましたが、今も一部で使用が疑われます。
ホウタンと呼ぶ刺激性の赤い調合薬も鼻腔や口腔、陰茎に塗られます。アルコールを無理やり飲ませることもあります。
薬物で馬の能力を操作する「ドーピング」は馬保護の観点から許されず競馬や馬術では厳禁で、一部の薬物は所持することも違法です。
*「ぶっつけ本番」で危険な障害物に追い立て、致命傷を負わせる
上げ馬の坂は勾配約30度、壁の高さは約2m。当日、中央を凹ませ高さ1.5~1.6mにします。
数年前より低くなったとはいえ以前として常軌を逸した構造です。
ぶつかれば重傷を負う障害に馬を向けることは馬術でも競馬でも行いません。
「固定障害」の高さはトップクラスでも1.2mで、これ以上は落下するバーか柔らかい生垣等で作ります。
未訓練の馬にはどんな障害も危険ですが、「上げ馬」の馬は何の訓練も受けず、
ドーピングと暴力で文字通りの「ぶっつけ本番」で崖に追い立てられます。
結果、多くが壁に激突あるいは転倒し、致命傷を負う馬が例年出ます。
*失敗した馬をロープで吊り上げる
猪名部では「上げ馬」を成功させるため、崖下で止まった馬にロープをかけて吊り上げます。
丸太同然に扱われる馬は恐怖と苦痛でもがき、後ろ向きに転倒することも。主催者は禁止していますがなくなりません。
*致命傷を負った馬をクレーンで吊り上げ搬出
重傷で立てない馬に安楽死処置も鎮痛処置もとらず、生きたままクレーンで車で搬出。吊り上げる途中で落下することもあります。
最後の2項目が壮絶だな。。。。。以前引退馬の末路のスレがあったがこれはそれを超えてる。
世界的に動物は愛護する方向なのだから、死なない程度にやって欲しいね。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~BOD-DIY/animal.htm
・ 馬が疾走している間多くの人が、馬を棒や衣服、その他で殴る、
または足蹴りなどをして暴行、まっすぐに走ることがきない。
http://homepage3.nifty.com/kitade/g2-inabeageumasinji.htm
見えにくいけど「棒」が写ってるね。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~kiy-n/bbs1/93096382597378.html
実際のレポート意見文
http://www.kuwana.ne.jp/toin/age1.htm
動画、危ねーな。
いろいろ出てきますた。
ってか、殺生までして「神事」って…。
人間が他の動物にしてやる事は喰う事だけ。
参道にあるかなりの急坂をムチで叩いて駆け上らせる神事が昔からあったらしいが
現在では坂下で馬運車を待機させて坂を車で登るらしい。
地元のおっさん曰く「最近の馬が貧弱になったから」だそうだ。
そしておっさんのうしろに「○○競馬」と書かれた馬運車を見つけ
もしかして現役馬が走ってるのか?!となんとなく嬉しくなった。
もちろん真偽は不明。
やりたい奴はやるし、見たい奴は見たい。
やらせてあげればいいじゃないか。
動物愛護団体の主張は全部の馬を面倒見るとかじゃなきゃ
エゴ以外の何物でもないね。
他にも悲惨な馬はいる。
熊本の藤崎宮大祭も以前は凄かったよ。神事に使った馬をその後食したそうですから。
ただ、この祭りは2ちゃん的にはもっと火種を抱えていたのだが…
火種って何。詳細キボンヌ。
ごめん、ググッたらなんとなく分かりますた。「ぼ○た祭」のことですね。
スレ汚し失礼。
当たり(w
闘牛は人と牛のタイマンで、上げ馬神事は集団暴行っぽい
牛のほうが強いのにスペイン男は勇敢だなあ
民俗学的にはこの多度の上げ馬はまったく評価されてないみたいだね。
なので神事というよりはアトラクション的な闘牛に近いものだと思う。
動物愛護と言うより、神事にかこつけてやってるのを突っ込まれる方が
多度大社にとってはまずい事のような気がする。
過疎化地方って色々話題作ったりしないといけなくて大変なんだね。
上っ面な部分に難癖つけてるだけじゃん
>>47
楽しみながら殺すのと仕事上殺すのはかなり温度差があると思われ。
極論を言えば快楽殺人者と死刑執行人を同義に語る事はあり得ない。
無形文化財指定を受けてることを考えると、人権団体でも付いてるんじゃ?
救いは同じ県民でないことか・・・。
祭りなんて所詮不条理なもんだろ。
かわいそうだけど仕方ないか・・・
でもこの神事って色んな吉兆を占うんでしょ?
それなのにドーピングとかして無理やりのぼらしたら意味ないじゃん。
祭りで生き延びても、半年は誰も手が付けられない。
怪獣状態らしい。虐待されてるから。
ちなみにこの大社にいる芦毛の神馬はカンケーないので念のため。
乗り役が踏まれて死ねばいいのだが…。
あれで占うという神経が馬鹿。
近年の「上げ馬」観光名物となり、「人馬一体で絶壁に挑む」「勇壮な祭」というキャッチフレーズで観客を集めます。
しかしそれを演出するため、「動物愛護管理法」に違反する馬の虐待が本番前から行われます。
*みみず腫れがつくまで棒で殴り、脅かす
馬が逃げられないよう押さえつけ、硬い棒で尻や股をめった打ちにする、典型的な暴力による虐待。
主催者は禁止していますが、監視がなされません。馬の目の前で笹竹をふるい極度の恐怖を与える行為もみられます。
*興奮・刺激性の薬物でドーピングする
1996年、興奮剤注射によるドーピングが発覚、中止の申し合わせがされましたが、今も一部で使用が疑われます。
ホウタンと呼ぶ刺激性の赤い調合薬も鼻腔や口腔、陰茎に塗られます。アルコールを無理やり飲ませることもあります。
薬物で馬の能力を操作する「ドーピング」は馬保護の観点から許されず競馬や馬術では厳禁で、一部の薬物は所持することも違法です。
*「ぶっつけ本番」で危険な障害物に追い立て、致命傷を負わせる
上げ馬の坂は勾配約30度、壁の高さは約2m。当日、中央を凹ませ高さ1.5~1.6mにします。
数年前より低くなったとはいえ以前として常軌を逸した構造です。
ぶつかれば重傷を負う障害に馬を向けることは馬術でも競馬でも行いません。
「固定障害」の高さはトップクラスでも1.2mで、これ以上は落下するバーか柔らかい生垣等で作ります。
未訓練の馬にはどんな障害も危険ですが、「上げ馬」の馬は何の訓練も受けず、
ドーピングと暴力で文字通りの「ぶっつけ本番」で崖に追い立てられます。
結果、多くが壁に激突あるいは転倒し、致命傷を負う馬が例年出ます。
*失敗した馬をロープで吊り上げる
猪名部では「上げ馬」を成功させるため、崖下で止まった馬にロープをかけて吊り上げます。
丸太同然に扱われる馬は恐怖と苦痛でもがき、後ろ向きに転倒することも。主催者は禁止していますがなくなりません。
*致命傷を負った馬をクレーンで吊り上げ搬出
重傷で立てない馬に安楽死処置も鎮痛処置もとらず、生きたままクレーンで車で搬出。吊り上げる途中で落下することもあります。
最後の2項目が壮絶だな。。。。。以前引退馬の末路のスレがあったがこれはそれを超えてる。
懐かしいな、俺昔これやったよ。薬とか裏方の作業はあんま知らんけど、
俺んときは直前に酒飲ませた。坂上に脚がかかるとこまでいったけど、
ずり落ちてしまった。馬の胴体に一瞬足首踏まれたけど、ケガは擦過傷
のみだったのがまあ幸いといえば幸いだった。馬もたぶんそう。終わった
あとも歩いてたし。
ちなみに祭りとは別に、多度神社に神馬として飼われてる白馬も、
芦毛の引退した競走馬を買い上げたやつで、10年ぐらい前までは
名前は知らんけどシーホークの仔だった。金沢のハヤテサカエオー
が多度で先代の神馬の後継になるという話もあったみたいだけど、
あれは最終的に地元で神馬になったらしいね。
5年くらい前も、まだシーホークの仔はいた。
たしか中央で走って、馬主(メイショウやったかな?)の好意で寄贈されたとか何とか…。
歳も歳だから、もう(病気か老衰で)死んじゃったかもしれないけど。
愛想はないけど、大人しい馬でしたね。
三重テレビとかの大社のCMでも出てたし。
経験者の方か?
煽りじゃなくて個々のリンク先に書いてあることってほぼ事実なの?
人間なんて他の動物を利用して生きてるんだから、かわいそう云々はお門違いもいいところ。
競走馬だって時には死ぬまで走らされるのに、なぜこうした馬たちだけが愛護されねば
ならないのか。豚や牛などを大量に殺し、口にすることには何の違和感も持たないくせに
犬や猫などの愛玩動物などが少し虐待されただけで大声で喚くのは何故だ。
基本的に同一の行為を人間側の基準で善悪に分けるのも都合のいい解釈ではないのか。
動物愛護論を謳っておきながら動物の種類や環境などであからさまな選別を行なう人間は
下手な一般人よりもはるかに自己満足の激しいエゴイストでしかないように思える。
こんな理屈は意味がないだろ。
そのラインは人によって多少違ってくるのだろうけど、
社会的には人々の最大公約数的なところで線引きされるだろうね。
よくこういう話題になると、極端な理論を持ち出してくる香具師がいるけど、
白黒で決着つくような問題じゃねーだろ。
「こりゃやりすぎだ」と思う人が多数を占めるようなら、無くなっていくんじゃないかな。
漏れは何でも「カワイソウカワイソウ」言う人間ではないけど(競馬も楽しんでるしな)、
さすがにこの件に関しては、酷すぎだとオモタ。これじゃダメなのかね?
人としての常識的な判断を見失うのはよろしくないということだな。
こういった類の行事は一刻も早く廃止、もしくは変更してもらいたいものだ。
三重県とか神社側は流石にまずいと認識してるらしいので、
あとは、実際虐待やってる一部の虐待オヤジども(?)が
神社側の説得を受けて、悔い改めるか、
排除されれば、解決なんじゃないの?
もし上げ馬自体を続けるという前提なら、
馬をキ○ガイにでもしないと、
あんな崖登るわけ無いよ。
もちろんそれを肯定してるわけじゃないけど。
確かに、虐待や観客の罵声で基地外にされなきゃ、
馬が崖に向かうどころか坂も走らないだろうから、
虐待を止めさせたり、客にマナーを要求するなら、
崖を相当低くして、坂の傾斜を小さくせざろうえないんじゃないの?
そうすると、祭りの場所とか形式がかなり変わっちゃうだろうから、
虐待する裏方や見物人がすぐに納得できるかは疑問。
元記事:https://gamble2.5ch.net/test/read.cgi/keiba/1071416888/
「うるさいことは言うな!伝統が大事」という人は、女子割礼も許すかを考えてみるといいです。
こういうのって内部でまずいことに気づいて是正しようとしても、昔からのやり方が正しいと思っている人が多数だと変わらないんですよね。ガイアツがないと変わらない。筆者もまずいことに気づいたときになんとかしようとしたことがありますが、今はもう黙ってしまっていることがあります。理屈が通じないから無駄なのです。
動物関係もそういうところがあり、動物愛護団体が動いたことで是正されていることもあります。動物愛護の人には攻撃的な人が目つくし、嘘を撒き散らす人も多いので筆者も嫌いですが、真面目な人たちまで否定するのはやめましょう。