ロンドン警視庁騎馬隊のスタント
オリンピア国際ホースショーでの「ロンドン警視庁騎馬隊」によるパフォーマンス動画。
オリンピア国際ホースショーは、ロンドンオリンピア・エキシビジョンセンターで12月に開催される馬の祭典。国際馬術連盟のワールドカップをはじめ、さまざまな催しが行われます。
このホースショーのエキシビジョンとして、ロンドン警視庁騎馬隊がパフォーマンスを披露。
とりあえず上の2014年の動画を飛ばさずに見てください。
最初こそ淡々とジャンプを繰り返すだけで地味な印象をですが、徐々に派手さが増していきます。
火の輪をくぐり、ジャンプで交差し、馬上でジャケットを脱いだり着たりの身繕いをし、はてはアクション映画さながらにスクリーンに突っ込みます。
つづけて鐙(あぶみ:鞍の両脇の足をかけるところ)を外して、鐙革(鞍に鐙をぶら下げるための革紐)を持った両手を広げてのジャンプ。最後は駈歩のまま鞍を外し、頭上に掲げてジャンプしています。
上の動画では見えにくいですが、声援が上がっているタイミングで鞍を外しています。その後に脇や頭の上に見える影が鞍。
一つ一つのアクションはこちらの2017年の動画の方が分かりやすいです。上の2014年のものと違ってシーンが飛んでいますが、やっていることがよく分かります。
上着の脱着や、ペアでジャンプした後にハイタッチしているところがきれいに写っています。
鞍を取り外すところや、高く掲げている様もよく見えます。
そりゃあこれだけできるなら暴動鎮圧にも出動できるわ…と。馬も人もすごいです。
制服が馬上で映える上に、ヘルメットも地上だとやぼったく感じるのに、馬に乗ってるとかっこよくみえる。このヘルメット欲しい。
ロンドン警視庁騎馬隊
ロンドン警視庁の別名はミステリーではおなじみのスコットランドヤード。騎馬隊は110頭の馬と140人の隊員で構成されています。
王立カナダ騎馬警察ミュージカルライド
カナダの騎馬警察ミュージカルライドは32頭の黒馬+1頭で行うパフォーマンス。
もともと隊員の馬術訓練を目的としてはじまり、最初の公式なミュージカルライドは1887年に行われました。130年もの歴史ある行事です。
隊列を組んでの行動は、警察や軍隊の騎馬隊ならでは。ラストの突撃は圧巻です。
注:「騎馬警察」は警察組織の名前なので、みながみな騎馬警官ではありません。
ミュージカルライドは40か所ほどを100日程度の期間で廻るツアーとして各地で行われています。ブルーインパルスみたいな感じかも。