新潟駅でタクシーに乗って「競馬場へ」と伝えると、ついた先は「新潟刑務所」だった。
色の濃いサングラスをしていたため、運転手は刑務所に面会に行くその筋の人と勘違い。ケイバジョウをケイムショと間違えられたという逸話を持つJRAの戸田博文調教師(タクシー運転手も風貌にビビった!?ーデイリースポーツ online)。
- ケイバジョウ
- ケイムショ
ケイ〇゛シ゛ョ
間違えるかなあ?という疑問はありますが、濃いサングラスをして表情がないと確かに怖い。
フェノーメノを管理する戸田博文調教師「本当の姿を見せられて良かった」 pic.twitter.com/f5kK9z6Itx
— 『優駿』編集部 (@YUSHUN_Magazine) 2014年5月4日
怖いというか貫禄があるというか…その筋の人にしか見えない。
栗東の石坂正調教師よりも迫力があるw
二人が無表情で並んでいたら、どちらの親分さんで?と聞きたくなるかもしれない。
そんな強面の戸田調教師ですが、実際は馬が大好きを通り越してデレデレです。
スマホで外厩(トレーニングセンターの近くにある牧場、短期の休養やリフレッシュに出す)にいる馬の様子を見てにやけたり。
フェノーメノを呼んだらついてきたり、名前呼んだら返事してくれるのはニンジンくれるからじゃなかろうかという印象も。
馬が好きにもいろいろあると思いますが、戸田調教師は馬を構うのが大好きなタイプ。
とはいえ競走馬は勝てない馬がほとんど。調教師という仕事にどう向き合っているのか。
DMMバヌーシの「馬熱大陸 戸田博文」で掘り下げられています。
「ビジネスとして考えたときに、ぼくみたいな考え方はダメなんですよ」
「あまりにも愛情を持ちすぎるのも吹っ切れなくなってダメな部分も出てくる」
動画冒頭のセリフが印象的。
語り口も表情もやわらか。かっこいい顔立ちなのに、眼鏡に色が入っているとやっぱり迫力がw
動画に出てくるシンゲンは、競走馬引退後ムラセファームで乗用馬として繋養されています。
長い目で育てても、成績を残せない馬の多くは行方が分からなくなってしまうだろうけれど…
「生き物を扱う仕事をするうえで、最後まで面倒を見るぐらいのつもりで愛情をもって接していれば、必ず馬は返してくれる」
「ぼくのスタイルでなんとか結果を出していきたいなと思っています」
それでも愛情をもって接し続ける。因果な商売ですねえ。
強面の調教師のデレデレ動画のはずが、しんみりとなってしまいました。が、「調教師がそれでええのんか?」と突っ込みながらみるのが正解かなと思います。
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