地方競馬でレースタイトルをつけられる『個人協賛競走』

公営競技個人協賛レース競走

地方競馬では個人がスポンサーとなり、レースタイトルを決めることができる「個人協賛競走」を実施している主催者があります。

いわゆるネーミングライツのことで、自分の好きなレース名をつけられるサービスです。個人協賛競走は冠レースと呼んでいる主催者もあります。

レースタイトルをつけられるほか、伝えたいメッセージを読み上げてもらえるところもあります。競馬場によっては来賓室に案内されたり、勝ち馬の表彰ができる他、レース映像を収録したDVDがもらえるなどの特典が用意されています。

協賛できるレースは主催者によって予め定められており、その中から選択することになります。文字数の制約や、どの程度のレース名まで許容するかは施行者ごとに異なります。一般に観客数が多い競馬場ほど、費用も高い傾向にあります。

番組編成の関係もあって思い立ってすぐのレースに協賛するのは無理なので、それなりに時間を見る必要があります。

参考 高知けいばの「個人協賛競走」高知競馬メモ

スポンサー費用はさほど高くはなく、おおむね1万円~5万円となっています。1万円だと安すぎて主催者にメリットはなさそうですが、かといって5万円以上となると利用者も限られる。

個人協賛とおなじ要領で企業協賛も募集していることがありますが、こちらのお値段はもう少し高め。広告・宣伝向けという位置づけです。

個人協賛のスポンサー費用5万円以下は、ファンサービスとしての個人向け価格としては妥当な額なのでしょう。

打ち合わせなどで若干手間はかかるけれど、いい記念になる。ということで、誕生日のお祝いだったり感謝の気持ちを伝えるなどに利用されています。変わったところでは、ファンによる好きなアイドルの宣伝としても利用されています。

痛いレースタイトル

個人協賛レースは競馬以外の公営競技でも行われています。ただ、かつては実施されていたところでも、廃止されたり、条件が変わったりがしばしばあります。

ほとんどは普通のレース名をつけられているのですが、たまにネタを意識した変なタイトルもあります。ネタ利用のレース名は「痛レース」と呼ばれ、まとめサイトが作成されて日々収集されています。

地方競馬ではありませんが、痛いレースタイトルで一番の有名どころはこれ。

大根おろし彼女募集中

戸田競艇2002年

笑いをこらえながらコメントを読み上げていたアナウンサーが途中でツボにはまってしまい、メッセージを読み上げられなくなったもの。

テレビでも取り上げられたことがある有名な協賛レース。戸田競艇での個人協賛は廃止されたものの、大根おろしさんは後に無事結婚されたようです。

 

今年のクリスマスは諸事情により中止記念

豊橋競輪 2011年12月25日

お金がなくなってプレゼントを贈れなくなったサンタさん、競輪で資金を増やして来年のプレゼントに備えるようです。本当に増えるのかよ…

 

彼女ボシュー正門前で待ってます

川崎競馬 2018年1月29日(月)

レースタイトルを読み上げている動画がないのが残念。正門で待つのはいいけれど、どうやってお互いを判別するのだと…

 

個人協賛を募集している競馬主催者

(2020年2月現在)
JRAは実施しておらず、個人が協賛できるのは地方競馬のみです。

佐賀競馬は佐賀競馬サポーターズクラブに入会した上で、協賛者が1万円以上の副賞を用意。勝利騎手や調教師など、表彰を行いたい相手を決められるなど、他とは少し異なります。

大井競馬場岩手競馬は企業協賛のみ実施しています。

その他の冠協賛実施の公営競技

個人協賛競走は、競艇や競輪といった競馬以外の公営競技でも行われています。冠競走やオーナーレースなど、主催者によって呼び方は様々ですが、要領はほぼ同じです。

ボートレース

競艇は浜名湖のみ実施。企業協賛も募集しています。

競輪

競輪はレースのグレードによって協賛費用が異なるところが多いようです。

オートレース(募集なし)

H30年は川口オートレース(さいたま県川口市)が2万円の個人協賛「レースオーナ」として募集していましたが、R2年2月現在では募集なしになっています。
森且行人気で需要もありそうに思えますが、あまり乗り気でないのかも。

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