その葉っぱ、馬にとって毒になるかも 馬に危険な身近にある草木

馬に危険な身近にある草木

少し前の話になりますが、福山市立動物園がこんなツイートをしていました。

その辺にある草木にも、動物にとっては毒になるものがある。だから「草や葉っぱでも動物園の動物に勝手にあげるのはやめてね」という注意喚起のつぶやきです。

クイズに出題されていたのは、身近にある4種の草木。

  • サクラ
  • カエデ
  • イチイ
  • 菜の花

かわいい動物を目の前にしたら喜ばせたくて、手近にある植物を与えたくなりますよね。

が、これらの植物は馬の健康を害する可能性があります。

サクラにはシアン化合物が含まれていたり、イチイ属はタキシン というアルカロイドの一種を含んでおり、心停止や呼吸不全になるリスクがあります。菜の花は分かりませんが、おそらくアブラナ属だから。

これらの植物を馬が食べると、量によっては致命的になることがあります。

一口二口くらいでどうこうということはないですし、同じ属でもちがったりします。実際、すべてのカエデが危険というわけではないようです。

しかし危険かどうかに拘わらず、動物のためを思うなら勝手に餌を与えないのが正解。

馬によろしくない草木、ほかにもあります。

餌を食べさせてあげたいのなら、馬とのふれあいイベントや許可された場所で、管理している人の指示のもとに行ってくださいね。

馬に限らず、餌は健康管理のもっとも重要な部分ですから。

Equine Toxcity Series: Poisonous Plants to Horses|テネシー大学

うまのおやつ馬のおやつ 与えていいもの、いけないもの